アーニスとはフィリピンの伝統武術でエスクリマとも呼ばれています。日本ではカリの名称で知られています。つまりアーニス=カリ=エスクリマということになります。
相撲は日本の国技と言われていますが、アーニスはフィリピンの国技です。
現代では70cm程のラタン製のバストンと呼ばれる棒を両手または片手に持って練習することが多いです。
歴史的にスペインの統治が長かったので、スペイン剣術の影響を強く受けており、バストンを剣に持ち替えて練習したり、片手にバストン片手にナイフを持つ技法が存在したりします。というか歴史的には剣やナイフで戦っていたのでこちらの技法が先なのですが。
またバストンの動きを応用した、パヌントゥカンやドゥモグと言った素手の技術もあり、総合武術といえます。
ロメオ・バラレス先生が様々なフィリピン武術のスタイル(流派)を学ばれたご自身の経験から創始されたカリ/アーニス/エスクリマのスタイルです。
カリスティックを用いたドリルなどにより学ぶ身体の使い方や技術を中心として、とどまらずに変化に対応し続けられる動きを体で覚えることなどを目的に、トレーニングをおこなっています。
レドンダ・アーニスはフィリピン・モダン・アーニス連盟(International Modern Arnis Federation Philippines; IMAFP)に加盟しており、ロメオ先生は連盟に所属するシニアマスターとしてフィリピン国内外でのトレーニングやセミナーのインストラクターとしても活動されています。
また、レドンダ・アーニスでは、ロミオ先生の審査にもとづくフィリピン・モダン・アーニス連盟発行の段位の認定をおこなっています。
左がロミオ・バラレス先生
フィリピン・モダンアーニス連盟の賞状
レドンダアーニスのロゴ
フィリピン・モダンアーニス連盟のロゴ
フィリピンのバコロド島出身のレミー・プレサスという人が起こした流派でアメリカを中心に世界に拡がり、現在世界最大のアーニスの団体になっています。
スティックが9割の
フィリピン武術